国士無双(こくしむそう)
1・9の牌と字牌を13種類1枚ずつ集める、もっとも有名な役満のひとつです。役満雀では牌の半分以上が1・9と字牌なので、いちばん出やすい役満になっています。
完成形の例
1・9の牌と字牌の13種(1・9索、1・9萬、1・9筒、東南西北白發中)を1枚ずつそろえ、どれか1種をもう1枚。鳴くと不可。赤い枠の牌が上がり牌の例です。
成立の条件
- 1索・9索・1萬・9萬・1筒・9筒・東・南・西・北・白・發・中の13種類を1枚ずつそろえ、どれか1種類をもう1枚持って14枚にします。
- 鳴く(ポン・カン)と成立しません。
- 13種類のうち1種類が足りない形で聴牌すると、待ちはその1種類だけになります(1面待ち)。13種類がそろってから2枚目を待つ形は、別の役満「国士無双十三面待ち」です。
- 国士無双だけは、相手の暗槓をロンする槍槓(チャンカン)ができます。
出やすさ
| 1局で上がれる割合 | ||
|---|---|---|
| 役満雀(CPUどうしの対局で、どちらかが上がる割合) | 約24.3% | (約4局に1回) |
| 役満雀(この役満だけを狙ったとき) | 約22.7% | (約4局に1回) |
| 普通の麻雀(目安) | 約0.030% | (約3,330局に1回) |
普通の麻雀の数字は、ルールや遊ぶ人によって変わる目安です(出典: ゲームエイト「雀魂 役満の一覧と確率」)。役満雀の数字は、ゲームと同じCPUどうしに40,000局打たせて数えたものです。
狙い方のコツ
- 配牌で1・9と字牌が9種類以上あれば、まず候補に入れましょう。役満雀では配牌の多くで、国士無双がいちばん近い役満になります。
- 2枚目以降の重なった1・9や字牌は、刻子が狙えないなら早めに手放します。必要なのは13種類と、どれか1種類の2枚目だけです。
- 点数は1ptと安く、親でも1.5倍になりません。字牌の対子が多いなら字一色や大三元、刻子が多いなら四暗刻へ切り替える判断も大切です。
- 最後の1種類が相手の河に3枚以上見えていたら、上がれる見込みはほとんどありません。ほかの役満への切り替えを考えましょう。
名前の由来
「国士無双」は、中国の歴史書『史記』で名将・韓信をたたえた言葉で、「国じゅうに並ぶ者がいないほど優れた人物」という意味です。バラバラに見える牌が13種類そろうと一気に最高の手になる、という特徴にぴったりの名前です。
国士無双を実際に上がってみよう
チュートリアルの「役満ごとの練習」で、国士無双を上がるまでを1局で体験できます。